V-Synth GT Driver Ver.1.0.1 for Mac OS X 10.3/10.4/10.5

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Apple, Macintosh, Mac OS は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

このドライバについて

このドライバは、Mac OS X 10.3/10.4/10.5 で Roland V-Synth GT を使用するためのドライバです。

特長

動作条件

このドライバは、以下の動作条件が必要になります。

お使いのオーディオ/MIDIアプリケーションが必要とする動作条件、お使いのオペレーティング・システムが必要とする動作条件もご確認ください。
対応 OS
Mac OS X v10.3.9 以上
Mac OS X のClassic環境では動作いたしません。Classic環境を起動していない状態でご使用ください。
 
対応パソコン
USB ポートを標準で搭載している Apple Macintosh シリーズ
 
CPU/クロック
Intel プロセッサ
または
PowerPC G4 / 800MHz 以上
Mac OS X 10.5以上でお使いの場合、Intel プロセッサ または PowerPC G4/G5 1GHz以上。
パフォーマンスを必要とするアプリケーションでお使いになる場合、そのアプリケーションが、お使いのMacintoshに搭載されているCPUに対応している必要があります。
メモリ(RAM)
256Mバイト 以上 (512Mバイト 推奨)
このドライバは、上記条件を満たす標準的なコンピューターで動作を確認しておりますが、ご使用になるソフトウェアや使用環境、コンピューター固有の設計仕様の違いにより、必要となる動作条件が異なることをご了承願います。
Windowsが動作しているMacintoshはサポート対象外となります。

制限事項および注意事項


インストールする

インストールの途中で「認証」ダイアログまたは「パスワードを入力してください」というダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
  1. すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. 「VSynthGTUSBDriver.pkg」をダブルクリックします。
  3. 「インストール可能かどうかを判断するために、このインストーラパッケージでプログラムを実行する必要があります。続けますか?」または「このパッケージには、ソフトウェアをインストールできるかどうかを判断するプログラムが含まれています。続けてもよろしいですか?」と表示される場合があります。その場合は、[続ける]をクリックします。
  4. 「ようこそ Roland V-Synth GT Driver インストーラへ」と表示されますので、[続ける]をクリックします。
  5. 「インストール先の選択」と表示された場合は、システムがインストールされたドライブをクリックして選択し、[続ける]をクリックします。
  6. 「簡易インストール」または「標準インストール」と表示されますので、[インストール]または[アップグレード]をクリックします。
  7. 「このソフトウェアをインストールすると、インストールが終了したときにコンピュータの再起動が必要になります。~」と表示されますので、[インストールを続ける]をクリックします。
  8. 「“再起動”をクリックして、ソフトウェアのインストールを終了してください。」と表示されますので、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
    コンピュータが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。

以上で V-Synth GT Driver のインストールは終了です。


お使いになる前に

Mac OS X のオーディオ入出力の設定

  1. V-Synth GT とコンピューターを USB ケーブルで接続し、V-Synth GT の電源を入れます。
  2. 「システム環境設定」で「サウンド」をクリックします。
  3. 以下の各設定で「Roland V-Synth GT 44.1kHz」を選択します。

Mac OS X の MIDI 入出力の設定

  1. V-Synth GT とコンピューターを USB ケーブルで接続し、V-Synth GT の電源を入れます。
  2. アプリケーション - ユーティリティ・フォルダの中にある「Audio MIDI 設定」を、ダブルクリックして起動します。
  3. 「MIDI 装置」タブをクリックします。
  4. 「Audio MIDI 設定」ダイアログに、V-Synth GTが表示されていることを確認します。
    V-Synth GTが表示されていない、または淡色表示されている場合、V-Synth GT が正常に認識されていません。「MIDI を再スキャン」をクリックしてみてください。また、V-Synth GT の電源を入れ直してみてください。
    バージョンの違うドライバをインストールした場合、以前の設定が残っている場合があります。その場合は、淡色表示されているV-Synth GTをクリックして選択し、「装置を取り除く」をクリックして、設定を削除してください。
  5. 「装置を追加」をクリックします。「新しい外部装置」が表示されます。
  6. 「新しい外部装置」の「装置名」を設定します。
    1. 追加した「新しい外部装置」をクリックして選択し、「情報を見る」をクリックします。
    2. 「装置名」欄に、「V-Synth GT」と入力します。
  7. 入出力ポートを意味する上下の矢印を、以下の組み合わせのように、マウスでドラッグして接続します。
  8. MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。以下の手順を行ってください。
  9. 「設定をテスト」をクリックします。
    次の操作では音源から比較的大きな音が鳴りますので、音源のボリュームを小さめにしておいてください。
  10. V-Synth GTの下向きの矢印をクリックします。音源から音が鳴れば、正しく設定ができています。
  11. 再度「設定をテスト」をクリックし、確認を終了します。
  12. 「Audio MIDI 設定」ダイアログを閉じてください。設定を終了します。

ソフトウェアでお使いの前に

  1. V-Synth GT とコンピューターを USB ケーブルで接続してから、ソフトウェアを起動します。
  2. ご使用のソフトウェアの Audio Driver の設定で、「Roland V-Synth GT 44.1kHz」を選択します。
  3. ご使用のソフトウェアの MIDI Driver の設定で、V-Synth GT を選択します。

詳しくは、ご使用のソフトウェアのマニュアルを参照してください。


設定の変更をするには

設定の変更/確認をするには

  1. V-Synth GT とコンピューターを USB ケーブルで接続し、V-Synth GT の電源を入れます。
  2. 「システム環境設定」で「Roland V-Synth GT」をクリックします。
  3. ドライバ設定のパネルが表示されます。

ドライバ設定パネルの項目について

"オーディオ入出力のバッファサイズ"
ドライバのオーディオ入出力のバッファサイズを変更します。
お使いのソフトウェアでオーディオのバッファサイズを調整しても、再生・録音の際に音切れやノイズなどが発生する場合は、このバッファサイズを大きくしてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。
 
"録音のマージン"
お使いのソフトウェアでオーディオのバッファサイズを調整し、上記「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調節しても、録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、この録音のマージンを大きくしてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。
 
"録音のタイミング"
録音したオーディオデータのタイミングがずれるような場合は、この値を調整してください。
 
ご注意
オーディオソフトウェアの起動中は、[適用]を押しても、これらの設定はすぐに反映されません。すべてのオーディオソフトウェアが終了し、次にソフトウェアを起動したときに設定が有効になります。

アンインストールするには

  1. すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. 「VSynthGT_Uninstaller」をダブルクリックします。
  3. 「Roland V-Synth GT ドライバを削除します。」と表示されますので、[アンインストール]をクリックします。
    その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
  4. 「ドライバを削除します。よろしいですか?」と表示されますので、[OK]をクリックします。
  5. 「認証」ダイアログまたは「パスワードを入力してください」というダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
  6. 「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
    コンピュータが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。

トラブルシューティング

V-Synth GT のデバイスが選択できない

V-Synth GT が電源の入った状態で接続されているときにコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
V-Synth GT が電源の入った状態で接続されているときにスリープ状態に入った場合、正しく動作しなくなる場合があります。このような場合は、復帰後、V-Synth GT を使用しているソフトウェアをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 

再生/録音ができない

再生/録音中にコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
再生/録音中にスリープ状態に入った場合、正しく動作しなくなる場合があります。V-Synth GT を使用しているソフトウェアをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 

音切れやノイズがある

お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
まず、お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
それでも再生・録音の際に音切れやノイズなどが発生する場合は、ドライバ設定パネルの「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調整してみてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。
 
「プロセッサのパフォーマンス」の設定を「最高」にしてみてください。
以下の設定を行うことにより、音切れが解消される場合があります。
一部の Macintosh では、「プロセッサのパフォーマンス」を設定できないことがあります。
  1. 「システム環境設定」で「省エネルギー」をクリックします。
  2. 「オプション」をクリックします。
  3. 「プロセッサのパフォーマンス」で「最高」を選択してください。
 
デバイスを挿したまま Mac OS X のソフトウェア アップデートを行いませんでしたか?
デバイスを挿したまま Mac OS X のソフトウェア アップデートを行った場合、音切れが発生する場合が確認されています。その場合は、再度ドライバのインストールを行ってください。
 
USB ハブに V-Synth GT を接続していませんか?
コンピューター本体の USB 端子に直接、接続してみてください。
 

録音したオーディオデータに音切れやノイズがある

上記「音切れやノイズがある」の項目を参考に、バッファサイズの調整を行っても、まだ録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、ドライバ設定パネルの「録音のマージン」を大きくしてみてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。

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